さくらインターネットの発表を受けて、確認しておきたい3つのこと|↑32字

さくらインターネットが2026年8月19日、顧客の契約情報などを管理するシステムへの不正アクセスの可能性を発表しました。この記事では、まず自分がさくらインターネットと契約しているかを確かめる方法を紹介します。なお、個別の会員が今回の影響対象かどうかは、現時点では確定していません。ホームページを制作会社に任せていると、そもそもどこのサーバーを使っているか分からないことがあります。そこから確かめていきます。

契約者がご自身になっていないか、確かめてください

ホームページを作るとき、サーバーの契約が、お客様ご自身の名義になっていることがあります。 制作会社が作業のために使わせてもらう、という形です。

さくらインターネットは、会員情報として氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを保有しています。今回、請求金額を含むこれらの情報が影響を受けた可能性があると公表しています。

ホームページの中身とは別の話になります。今回新たに公表された会員や契約の情報への影響については、まず、さくらインターネットの契約者や会員になっているかを確かめてください。

契約先を確かめる方法は3つあります

心当たりがない場合、次の方法で確かめられます。

1. メールを検索する

契約時の案内メールが残っていることがあります。受信箱でサーバー会社の名前を検索してみてください。

2. 支払いの記録を見る

クレジットカード払いや口座振替を使っている場合は、カードの明細や口座の履歴が手掛かりになります。年に1回や2年に1回の場合もあるため、期間を広めに見てください。請求書払いなどの場合は、請求書や過去のメールも確認してください。

3. 制作会社に聞く

制作会社に確認するのも有効です。「サーバーはどこと契約していますか」と一行送れば済みます。

聞きにくいことではありません。 契約者がご自身であれば、その情報はもともとお客様のものです。

なお、さくらインターネットの場合、会員向けの管理画面から契約中のサービスを確認できます。契約者ご自身でログインできるのであれば、そちらが一次的な記録になります。

パスワードを変えるときは、先に確かめてください

今回発表を行ったさくらインターネットは、予防的な措置として、「さくらのレンタルサーバ」を利用している方にサーバーパスワード(FTP)とメールアカウントのパスワード変更を案内しています。

このとき、変える前に確かめてほしいことがあります。

サーバーにログインするためのパスワードを、制作会社や更新を任せている方が使っていないか、先に確かめてください。 何も伝えずに変えると、更新の作業や、自動で動いている仕組みに影響が出ることがあります。

変えないほうがいい、という話ではありません。変えるなら、先に一言伝えてから。 それだけです。

新しいパスワードは、他のサービスで使っているものと同じにしないでください。使い回していると、片方が知られたときにもう片方も開いてしまいます。

「サーバー会社です」というメールには、判断の目安があります

大きな発表があったあとは、それに便乗した連絡が現れることがあります。

少なくとも、さくらインターネットは、パスワードやクレジットカード情報をメールや電話で尋ねることは一切ないと公表しています。 そうした連絡が届いたら、まず疑ってください。

ただし、これだけで見分けられるわけではありません。同社は、心当たりのないメールについて、本文中のリンクを開かず、添付ファイルも開かないよう案内しています。

確かめたいときは、メールのリンクからではなく、あらかじめブックマークしてある管理画面や、正しいと確認済みの公式のURLから入り直します。

まとめ

3つあります。

  • 契約者がご自身になっていないか、まず確かめる
  • どこと契約しているかは、メール、支払いの記録、制作会社への一行で分かる
  • パスワードを変えるなら、使っている人がいないか先に確かめる

確かめた結果、さくらインターネットとの契約がないと分かる場合もあります。まずは、自分の契約先を把握しておくことが大切です。

参考
さくらインターネット「当社システムへの不正アクセスに関するお知らせ(第二報)」2026年8月19日
さくらインターネット「当社システムへの不正アクセスに関するご案内

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この記事を書いた人

デジタルとリアルの交差点をつくる

合同会社デジタルの窓口 代表
山本 達也(ヤマタツ)

兵庫県姫路市を拠点に、WebディレクションやAI活用支援をはじめ、多岐にわたって活動しています。IT専門メディアのテックライター・AIナビゲーターとしては、生成AIやエージェンティックAI、サイバーセキュリティ、宇宙開発といった最先端テクノロジー領域を中心に、これまでに累計約4,500本の記事を執筆してきました。

ウェブ解析士やデジタル推進委員としてのデータに基づく専門的な視点を持つ一方で、ハイブリッド型ビジネス交流会「クロストーク」の代表も務めています。オンラインの最先端テクノロジーだけでなく、オフラインの「人と人との繋がり」や地域のコミュニティを大切にし、デジタルとリアルの両面から起業家や企業の皆様に伴走するスタイルを得意としています。

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